後編へつづくと書いたのですが、長くなり過ぎるので、中編を作ってみました。あしからず。
緩やかな下り坂、道幅30センチくらいを気持ち良く下っていた矢先。
まさかの
崖落ち!
この時、まさに時が止まってるというか、スローモーションのようでした。
先ず一番に考えたのは身の安全。骨折だけは避けなければ!
更にセロ君がズリ落ち過ぎないように!
この二点を考えて必死でした。
でね、写真にもあるのですが、フロントホークが引っかかっている木。本当はあの木に前輪が掛かるようにセロ君を持っていきたかったのです。
しかしながら現実にはフロントホークが引っかかりました。
ま、ズリ落ち過ぎなかったからok?かな。
で、kirin自身は写真には写っていないのですが、写真の左側に 太めの立木があったので、そちらに掴まるつもりだったのです。
でもね、こちらも現実はセロ君からちょっと離れただけで、倒木にズボンが引っかかり、身動きが取れない状態になってしまいました。
此の期に及んでも、脳内イメージと現実にはギャップがあります。
で、マッハの救出劇。
皆様、本当に素早く来てくださいました。本当に本当にありがとうございます!
でね、このセロ君をもう少し下に落としてから、神様が乗って林道復帰を目指してくださったのですが…
如何せん、斜度があり過ぎなのに助走ゼロでは、流石の神様も上がれず。ロープの登場となりました。
セロ君、人生?初のロープ!
Hさんが先に下りた3名さんを連れて帰って来てくださり、5名でロープを引っ張り、神様がセロ君に跨り、仙人さんが後ろからセロ君を押してくださるという…全員参加型…。
もう、思い出して書いているだけで、冷や汗がタラタラと流れそうな、超はた迷惑的な状況。
もう二度と崖落ちはすまい!
強く強く心に誓いました。
本当に本当に皆様、ありがとうございました!
で、林道復帰。
もう恥ずかしいやら、申し訳ないやら、アタマの中はぐちゃぐちゃです。
何度も書きますが、この下り坂は緩やかだし、たぶん気持ち良く下れるような道なんですよ。
でね、アタマぐちゃぐちゃのkirinは一刻も早く下ろうと…実力以上の速度で…連続3回くらいはコケたような?記憶も定かではありません。
確か広場目前の長い下り坂。リーダーが後ろを持ってくださっていたような…リーダーではなくHさんだったか、仙人さんだったか、鶴ちゃんだったか、神様だったか…。
すみません、もう前を見るだけで必死だったもので…。
本当に皆様、ありがとうございました!!
さて、広場に到着はしました。
中編はここまでで続きは後編へ。