美山までは何とか、無事に行けるようになったkirin。
もう少し、脚を伸ばしたい!
何処かないかな?
という事で、第二弾は朽木に決定!
朽木は滋賀県の鯖街道沿いにある村です。平成の大合併で高島市になった村です。
日帰り温泉施設などもあり、京都から近い事、鯖街道が小浜へ続く事、また琵琶湖の周回道路へ抜けられる事などから、ライダーさん達が多く集まる場所です。
kirinもライダーの端くれとして、道の駅朽木を目指します。
まず、道の選択。
京都までは国道、これは確定事項。
京都市内は…
順当に考えれば、堀川通りを北に上がる。になるんですが…堀川通りって走ってても楽しくないんですよね〜。
という訳で、東大路通りを選択!
理由はバイクに乗って八坂さんの前を走りたかったから。
しかし、この選択は間違いでした。
近頃、京都は観光客だらけ!年間5000万人とか?
人、人、人!
更に観光客相手のタクシーがずらっと。
更に更に、東大路通り沿いは小売業が多いので、配達関係の車も。
車線は、ほぼ一車線しか機能しておらず、信号が変わっても亀の如き歩みです。
kirinは基本的にはすり抜けはしません。
何故なら、自分が車に乗っている時に、すり抜けたバイクに何度擦られた事か!バイクは気付かず行っちゃいます。残されたのはキズついた車とkirinだけ。みたいな。
あれはかなり感じ悪いです。
人のふり見て我がふり直せ!というじゃないですか。
だからすり抜けはしません。
あ、でも偶にはします。
前の車の排気ガスがあまりに酷い時は…。
と、くだらない信念を貫くと、京都市内を抜けるだけで、小一時間も掛かりました。
ま、細かくチェンジを変えないといけなかったので、慣れる練習にはなったかと思います。前向きに!
で、東大路通りから、東に入って、白川通りから途中トンネル経由で滋賀県を目指すのですが…
白川通りを過ぎた辺りから、周りの車の速度が変わります。
一応、法定速度は50と書いてあるのですが、70キロを出しても後ろでイライラされています。
(でもね、この道はスピード違反の取締りが多いんですよ。そんなに飛ばさなくても…)
路肩に寄って交わすこと、十数回。
やっとこさ途中トンネルまで来ました。
ここからは滋賀県!
空気もガラリと変わります。
(ま、現実的には大原の辺りから違うのですが…)
透明感が出る。と言いますか、空気中の酸素濃度がかなり濃くなるとでも言いましょうか。
気温もかなり下がります。
バイクはモロに風を受けるので、体感気温は、既に晩秋といった感じです。次回からの課題に服装も追加された感じ。
滋賀県に入って直ぐに、ヘアピンカーブが4つ続きます。
ここの法定速度は40キロ。kirin、ヘアピンカーブは大の苦手!
恐る恐る。あ48キロくらいかな?
速度は許容範囲に近づいたかも!
でもね、ライン取りが…。
よく、アウトインアウト。と書かれています。
左カーブは何となくアウトインアウトに曲がっているような気がしているのですが…。
右カーブ。モノの本などによれば、左カーブより見通しも良いので、曲がり易いと。
でもね、何だか怖いのです。
結果、インインアウト?みたいに曲がってしまいます。
対向車がいるとかなり危ない曲がり方です…。
む、難しい!
しかもヘアピンカーブが4つ!右、左、右、左と交互に続きます。
む、む、む。
神様、上手く曲がる方法を伝授してください!
心の叫びも虚しく。
現実はきゃーきゃー言いながら。
そんなこんなで道の駅朽木に到着。
かなり疲れました!
カーブが上手く走れない事、京都市内の渋滞がウンザリだった事。
更に一番の問題はクラッチが近過ぎて、上手く切りきれない事でした。
道の駅朽木で休憩中に、クラッチを遠くしたい旨を神様へメール。
持って来たら、やってあげる。とのお返事。
次の目的地は神様がいらっしゃるお店。
という訳で、元来た道を戻ります。
滋賀県の道はナイスな速度の軽自動車が先頭。後続車両にご迷惑をお掛けする事も無く、ご機嫌に京都市内へ。
で、京都市内の渋滞は相変わらず。
ですが、堀川通りを選択したので、許容範囲。
国道1号線から、神様のいらっしゃるお店へ。
お店へ着くと、神様が手を振りながらお出迎えしてくださいました。
神様に会って、kirin何だか疲れがどっと出たみたいです。
神様が心配してくださいます。
で、まあクラッチを見にセロ君の元へ。
神様の診断は、後少しなら遠くに出来るけど、あまり遠くにしたら遊び部分が無くなるから、駄目との事でした。
ギリギリのラインでクラッチの調整をして頂きました。
更に今度のセロ君はチェンジが5速までしかありません。以前のセロ君は6速でした…。
微妙に違うので、3速、4速、5速辺りのスピード感がよく解りません。
といった話をしていたら。
神様曰く、後ろに乗れば?と。
?
神様が運転する後ろに?
kirinが躊躇っていると、神様が更に曰く、頭で考えず、身体で覚えた方がいい。と。
という訳で遠慮なく乗らせて頂きました。
4キロくらいの道に行くから。と。
神様の肩越しにスピードとクラッチの切り方を見ます。
神様、上手すぎでいつチェンジが変わったのか、解らないんですけど…。
神様が今、何速か話しながら、スピードとの関係も説明してくださいます。
解り易い。
kirin、かなり間違った運転をしていたようです。
納車の時に神様からエンジンはフカしてはダメ。と言われていたので。
しかし、kirin、その言葉を履き違えていたようです。
kirinはエンジンが唸るのを怖れるあまり、早め早めのギアチェンジをしていたようです。
神様曰く、よろしくない。と。
目から鱗!
全く間違った運転でした。
神様はやはり神様です。
お店からの帰り道、凄く運転し易かったです。
セロ君、ごめんね〜。300キロも変な運転をして!
とセロ君に詫びたkirinでした。