kirinのオフ日記

トラ練と山歩き

馬と車とバイク、kirinの雑感?

馬とクルマについて書かれているエントリーを見て、常日頃感じている事を書いてみようかなと思いました。

あ、内容はその記事とはかなりズレてますけど…。

雑感という事で…

 

実はkirin、バイクに乗り始める前には乗馬をしていました。

 

乗馬を始める前、kirinが考えていた馬の印象は草食動物らしい憂いを帯びた優しい目。

睫毛も驚く程長く、姿かたちも完璧な美しさを持ち、尚且つ、乗って走れる力強さまで兼ね備えた素晴らしい生き物。といった感じでした。

 

しかし、実際の馬という生き物は…

反抗期真っ只中の5歳児!

嘘は吐く。騙す。嫌がらせはする。更に一馬力の馬鹿力。

って、取り柄ないんじゃないのという生き物。

ま、乗馬クラブで生活して、下手糞な人間を乗せて、蹴られたくないところを蹴られたりしていると、あ〜なってしまっても仕方がないのかも知れません。

が、それにしてもかなり一筋縄ではいかない生き物。

 

マサにじゃじゃ馬⁈

 

でもね、可愛いんですよ。

馬房から出そうとしているのに飼い葉桶に喰らい付いて抵抗しても。

やっとこ歩かせてる途中で、思いっきり踏ん張ってボロやったとしても。

洗い場で手綱を着けようとしているのに、歯を喰いしばってハミを入れさせてくれなくても。

鞍を載せようとしてるのに、イキナリ前脚を上げようが。

蹄鉄のチェックしてる時にワザと寄っ掛かってきて転ばされそうになっても。

やっぱり可愛いんですよ。

なので続けていきたかったのですが…。

 

障害を始めてから考えが変わりました。

障害物を飛び越えるって、馬にとったらかなり危険な行為。脚の骨とか折れたらお終いですからね…。

なので、本当に馬の進みに人間が合わせられないと、飛んではくれないのです。

 

障害物の手前まで走って来て、飛んでくれないとどうなるのか?

 

答え、解ります?

 

そう、人間だけがバーの向こうへ飛んで行きます。推進力って凄い。

恥ずかしながら、kirinは何度も飛んで行きました。そのうち、飛ばされないように立て髪にしがみ付くといった技は習得しましたが…。

 

しかし、そのうちにある事に気付いたのです。

ある一頭がkirinを振り落とした後、歯茎全開で笑っていたのです。

めっちゃくちゃ楽しそうに。

 

つまり、振り落とすのは馬の娯楽!

 

ま、乗馬クラブなんて馬からすればいい迷惑ですからね。

ストレスも溜まりますよね〜。

と、馬の気持ちも解ります。

大変でしょう。

しかし、娯楽の為にコチトラ鎖骨骨折、肋骨骨折、軟骨損傷!って痛いんですよ。本当に。

 

昔から移動の手段、生活の相棒、時としてはステータスとして、人間の暮らしに寄り添ってきた馬。

でも、現代では特殊な趣味的生き物として存在している数の方が多いのかも知れません。(競走馬は除く)

 

で、移動の手段、生活の相棒、ステータスとしては車やバイクにとって代わられたのではないでしょうか。

 

何故か?

 

扱いの良さ!の一言に尽きます。

 

kirin、バイクに乗り始めて一番感動したのは、バイクの従順さです。

機械なので当たり前と言えば当たり前なのですが…。

メンテナンス万全のバイクだと、上手くいかないのは、己の操作ミスという訳です。

 

移動の手段、生活の相棒、もちろんステータスとしても、従順であるというのは、かなり重要な事だと思います。

ただ今でも、どのような車やバイクより、自然物である馬の造形美の方が、kirin的には美しいと感じます。

が、車やバイクの従順さは、それを差し引いても余りあるかな。と。

 

車やバイクに乗っている皆様、この従順さ。大切な事だと思われませんか?

ただし、馬なら彼等自身も危険回避能力があるので、そうそう酷い事にはなり難いのですが…

車やバイクは自身に危険回避能力は備わっていないので(最新の車は備わりつつあるようですが…)

くれぐれも安全の確保だけはおさおさ、怠りなく。

 

と何だか意味不明な記事になってしまいましたが、雑感という事で…。

 

秋の長雨でなかなかオフロードの練習。どころか、オンロードも走りに行けません。

早く練習しないと、この間、神様から教わった事を身体が忘れてしまいそうです。

 

てるてる坊主って効果〜あるんですかね?と真剣に考えているkirinでした。