kirinのオフ日記

トラ練と山歩き

夏の終わり

JAFさんにご迷惑をお掛けしてしまったkirin

 

反省はしつつも、次なるステップを踏もうと、虎視眈々と機会を窺っていました。

 

そんな26日水曜日

台風一過の晴れ!

いそいそとバイクを準備して昼には出発!

kirinが目指したのは、バイク乗りの聖地⁈

 

そう美山!

 

ま、実のところ美山が聖地かどうかは、よく解らないのですが…

kirinの中では聖地に近い位置付けです。何故なら、美山近辺はライダーさんがウヨウヨいらっしゃるので。

 

という事で11時、美山に向けて出発しました!

市街地から通称ダンプ街道を通り亀岡まで。

 

っと簡単に書いていますが、へっぽこライダーkirinにとって命懸けの道なのであります。

 

まずダンプ街道なのですが、この道には採石場が沢山あり、いつでも道が真っ白になるくらい埃っぽく、滑るんです。

更にダンプカーが行き来していて、カーブを曲がるとダンプカーとご対面などという事がかなりの確率で起こります。

しかも、カーブが多い!

これがへっぽこライダーkirinを

一番苦しめているかも知れません。 

 

という感じで、市街地を抜けてぐんぐん山へ進んで行きます。

第二カーブを曲がるといきなりダンプカーの登場です。

 

あ〜、びっくりした!

というか、ダンプカーが前を走ります。

凄い埃が舞い上がります。まるで煙幕!

手でパタパタと払いながら進んでいると、ある事に気が付きました。

 

というのはカーブの度に運転手さんがミラーで後方確認をしているのです。

何を確認しているのか…

ダンプカーの後ろにあるもの…ってkirin以外に見当たりません。

 

kirin!ダンプカーの運転手さんに確認されている!

 

更にいうとキツイカーブの度にブレーキランプをパタパタと点灯させてくださるのです。

解り易い!しかも時速は法定速度!

なんて優しい運転手さんなのでしょうか!

 

kirin感動しました!

だって、ダンプ街道をダンプカーに先導して貰う!

これ以上、安心な事があるでしょうか?

 

そのまま亀岡へ向かいます。9号線への出口の信号で、運転手さんとミラー越しにお別れしました。

kirin初のダンプ街道一人で走行、成功の瞬間でした。

運転手さん、ありがとうございました。

 

亀岡までやって来ました。

後は、どの道を走り美山を目指すか…

 

477経由の王道コースで目指しました。

台風一過の晴れ、空はどこまでも青く、浮かぶ雲は限りなく白!

み〜んみんみんという、ミンミン蝉の声。

でも、周りで戯れているのは赤トンボ。

 

夏の終わりと秋の始まりが混在した空気。

どこまでも行けそうなくらい気持ちいい午後です。

へっぽこライダーkirinでも、あっという間に美山に到着しました。

 

さて、駐輪場はいっぱいです。

皆さん同じような気持ちで美山に来られているみたい。に思われます。

 

とりあえず、何処かにバイクを停めねば…。

ただkirinが駐輪場に向かうと、ライダーの皆さんがこちらを見ます。

その中でも特にkirinをガン見されているライダーさん。オフ車、オフヘルメット、プロテクター装備、オフブーツ、リュック。

完全なオフローダーです。

しかも、彼の目からは話したい光線が迸っています。

 

kirinのこの日の格好は

オフ車(セロー225)、オフにも使えるヘルメット、プロテクター装備、オフブーツ(これを試し履きしたかったのです!)リュック。

 

マサにオフローダーそのものではありませんか。

 

マズイ!

 

きっと彼は何処の林道に行って来たんですか?とか何とか。

オフローダーとしての話がしたいに違いありません!

 

かなりマズイ‼︎

 

kirin、格好だけは、かなりなオフローダーですが、未だに林道には行った事がありません。

(過去に舗装林道を一度走っただけ。一度ね)

しかも間の悪い事に美山の周りは林道が沢山あります。

 

絶対にマズイ‼︎‼︎

 

彼に話掛ける機会を与えてはいけません!

 

そこで駐輪場の一番端っこ、っていうか、そこは駐車場?的なところに停車。

ヘルメットも脱いで、寛ぎつつも、全身全霊で話掛けないでオーラを出し続けました。

その甲斐があったのか、話掛けられる事も無く無事休息できたのです。

 

で、美山と言えばお決まりの

 

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美山牛乳使用のソフトクリーム!

 

kirinはミルクとコーヒー牛乳のミックスをチョイス!

何故かって、二種類を楽しみたいから。

ソフトクリームも食べ終わり、帰りの道チェックも終わり、後は安全運転あるのみです。

日のあるうちに自宅を目指します。

 

因みに帰りのダンプ街道でダンプカーに追いかけられながら、人生山あれば、谷あり!と思ったkirinでした。