kirinのオフ日記

トラ練と山歩き

はじめましてkirinです

2014年8月6日に中古のセロー225を購入。

一年間それなりに練習をして(3000キロくらい)、でも法定速度以上ではカーブが曲がれない、へっぽこライダーのkirinです。
 
この度、運命の神様と出逢い、オフロードを走ってみたいという思いが湧き上がってしまいました。
一人でコツコツというのが苦手なので、日々奮闘している姿を世間様に公開して、モチベーションの維持を狙っています。
 
 
あ〜、何から話したらいいのやら。
まずは運命の神様との出逢いからお話します。
 
初めての出会いは2014年夏だったはず。って適当な感じなんですが。
実のところあまりいい印象はなかったんですよね〜。
ちょっと目付きが厳しくて。あまり愛想がいいとは言えない、とっつきの悪い人という…
どこが神様?なんて感じだったんですよね〜。
 
えぇえぇ、当時は神様だなんて、微塵も感じてはいませんでした。
だからバイク屋さんへ行くのは結構苦痛で…(なんせ怖いんですから)
 
でもね、購入したのは中古バイク、やっぱりあちこちガタガタガタ。
その度にその神様が整備をしてくださるのです。
というような関係が一年程つづきました。
 
あ、もちろん運転の方はそれなりには練習してはいました。
 
そして運命の2015年8月9日、バイクに乗り出して、ちょうど一年目。
バイクに乗るのが少しだけ楽しくなってきたので、ちょこっと冒険に出掛けてみたのです。
 
ま、冒険と言っても家から往復70キロ位の道を一人で走る!と言う程度なんですが。kirinにしたら大冒険。
しかもその道は酷道と言われている道幅、車一台分位の細い山道。
 
kirinがセローで進んで行くと、前方からバッチリツナギのレーサーレプリカのお兄さん。颯爽と通り過ぎました。
ここでkirinが考えたのは、
 
イケる!
 
と言うのも運転の上手なレーサーレプリカの人が行ける道なら、運転の下手なセロー225(kirin)も行けるはず。
 
はい、根拠はありません。
 
でも、ま、とことこ進みます。
山の中、気持ちいい〜とか思いながら、ずんずん進んで行くと、ヘアピンカーブでエンジン停止‼︎
 
冗談だよね〜?
単なる自転車状態で第二ヘアピンカーブへ。
 
って、おい!駄目でしょう。
 
このままエンジンが死んじゃったら?
いや、ここは山の中。携帯電話、繋がってないんですけど!
 
頭、真っ白です。
 
取り敢えず第二ヘアピンカーブでバイクを停止。
エンジンが生き返る事を祈り、セルを回します。
きゅるきゅる。ありゃ?直ぐ生き返りました。
 
進むべきか、戻るべきか?
To be or not to be, that is the question.
 
って、戻りましたよ。
当たり前です。
kirinはへっぽこライダー、もう冒険は充分です。
一刻も早く山を出たい!
頑張りましたよ。
更に市街地に向けてとことこ、とことこ。
山を出て市街地に入ると至る所に信号が。
そこで第二の悲劇。エンジンがぷすん。
 
ありゃ?いつの間にアイドリングストップ機能がついたの?
 
次の信号でもエンジンがぷすん。
ど〜しよ。
アクセルを吹かし続けているとエンジンはご機嫌な様子。
でも、後続車が煽って来るんです。
kirin、挑発はしていないですよ。エンジンがぷすんってならないように…
 
と言う事でバイク屋さんへ直行!
到着したら直ぐに神様が声を掛けてくれました。
 
kirinの第一声は『Kさん助けて!』
 
本当に怖かったんですよね〜。
多分、半泣きだったと思います。
Kさんは落ち着いて、何があったかを訊いてくれました。
パニックのkirinを椅子に座らせてくれてお茶を出してくれて。
で、バイク診てみますね。と。
 
10分いや20分くらいかな?
Kさんが戻って来ました。
多分、直ったと思いますが、試運転してきていいですか?と。
いいに決まってます。どうぞ、どうぞ。と。
更に10分後。
Kさんkirinに状況を説明してくださいました。
 
バイクにはアイドリングの時のエンジンの回転数を調整出来るネジがある事。
今回はそのネジが緩んでいただけとの事でした。
 
何?それだけ⁇
kirin、死ぬかと思ったんですけど!
 
kirinの横に座ってKさんは更にお話を続けます。
 
Kさんの個人的な意見としては、今回みたいな事が度重なるとバイクが嫌いになってしまうので、そうならない為にkirinには新車に乗って欲しい。と。
 
何かこう書くと営業マンみたいなんですが、kirinはそう思いませんでした。
人柄というか、多分Kさんはバイクが本当に大好きで、そんな自分が大好きなバイクを嫌いになる人を減らしたい。
みたいな感じがひしひしと伝わってきたんです。
 
 
この人、いい人かも?
 
 
kirinがKさんに対して初めて持った好感です。
 
って、まだ神様になってないんですけど、続きは明日という事で。