kirinのオフ日記

トラ練と山歩き

四国の旅 高速道路編

急遽、帰ることにしたkirin。

バイク生活2年目にして初の高速道路走行!

 

四国には変形十文字に高速道路が通っています。

まずは最寄りのインターをチェック。ローソンの軒先を借りてグーグルさんへ質問。どうやら国道33号を高知まで走れと。

ラクダさんとそんな話をしていると、隣りでタバコを吸っていらした方が国道439(通称ヨサク)を走った方が早いよと。

四国の方はお遍路さんに慣れていらっしゃる為か旅人に優しい!ありがとうございます。

ちゃんとヨサクで大豊インターまで。因みにヨサク、小雨でしたがワインディングは楽しめました。今回2回目の台詞!

 

大豊インターから高速道路!

ドキドキするのかな?と思いきや、本日のドキドキは天空林道で使い果たした感じ。パトラッシュ、もといラクダさんに話し掛ける事も無く順調に。ま、70キロ規制だったので…。

 

因みに大阪へ帰るルート、二本ありまして、瀬戸大橋を渡るルートと鳴門海峡大橋、明石海峡大橋の二本の橋を渡るルート。kirinはいつも海峡大橋二本コース。何故なら夜景がもの凄く綺麗だから。

明石海峡大橋は淡路島から神戸へ向かう形になるので、本当に綺麗なんですよね〜。

 

しかし、この選択が間違いだったのかも…。

 

大豊インターから高知自動車道、徳島自動車道と乗り継ぎ徳島近辺まで帰ってきました。

徳島自動車道はほぼ全線対面通行です。

然も遮るものが無い平野、横風が凄いのです。70キロ規制ですが、徳島自動車道を夕方に神戸方面へ向かう車、大抵神戸ナンバーか大阪ナンバーです。70キロ規制なんて誰も気にしていない…。

そんな中、初の高速道路で横風体験!70キロで走っているとそこまで怖くはないのですが…後ろが大渋滞になってしまうのです。しかし、80キロ以上になると風に煽られて…パトラッシュと昇天モード。

ジレンマです。

でもね、コケたら昇天モードだし、ここはご迷惑は掛けつつ70キロで許してください!

 

半泣きになりながら鳴門海峡大橋手前、阿波のパーキングで休憩。甘い缶コーヒーを飲みながら涙を拭きます。

で、ラクダさんからアドバイス。

鳴門海峡大橋はもっと凄いから気をつけて走るようにと。

 

は?今の平野、馬鹿みたいな風が吹いていたんだよ。見た?あの鯉のぼりみたいなやつ。真横になってぐるぐると意味不明的な動きしてたよ!あれより酷いの??

これは心の声。実際は

徳島からフェリーで帰ろうかな?と。

ラクダさん曰く、皆んな初めては怖いんだから克服しとかなきゃと。

説得力があるような無いような…。

 

でね、いざ出陣!

生まれて初めてバイクで鳴門海峡大橋へ。

橋が近づくと横風注意、強風注意の電光掲示板。ご丁寧に風速まで書いてありました。風速11メートル!

ん?強くないか?(風速15メートルで、二輪の通行は禁止になります)

 

橋を渡りながら神様や仏様、ご先祖様、八百万の神神、天照大御神。とりあえず神様系総動員で祈りましたよ。

さっき徳島の平野では半泣きだったのですが、鳴門海峡大橋では全泣きです。

ニーグリップでセロ君にしがみつきながら進みます。もう信じられるのはセロ君の性能だけです。お願い頑張ってセロ君…。

何とか生きて淡路南のパーキングへ到着。

ラクダさんは褒めてくれましたが…涙が止まりませんでした。

 

怖かったです!

もう一度言っておきます、

怖かったです!死ぬかと思いました。

ま、過去形で書けている事に感謝、オールスター神様方とセロ君、ありがとうございました!

 

で、またまたラクダさんからアドバイス。

明石海峡大橋は長いから気をつけるようにと。

もうイヤだ。さっきの恐怖が倍の長さなら確実に死ねちゃうよ。

でもね、淡路島は島なんですよね橋を渡らないと帰れない…。

ラクダさん、kirinは頑張るよ。

 

で、明石海峡大橋

 

な〜んて事はない!確かに風は吹いているのですが、鳴門で体験した風に比べたら扇風機並。

そんなことよりも明石海峡大橋、車で走っていても夜景が綺麗なんですが、バイクで走るとまるで宝石箱の中にダイブするかのよう!見慣れた景色なのに大感動です。

 

そのまま自宅までノンストップ。初めての高速道路走行は一応無事に終了しました。

 

今回の四国の旅、0泊2日の弾丸旅行になってしまいました。一番印象に残ってる事は風って怖い‼︎でした。

日ごろ車で移動中に横風注意の電光掲示板なんてあまり気にしていなかったのですが…バイクには必要なんだと痛感しました。

 

本当に風は怖いです。

風には注意‼︎

風には注意‼︎

風には注意‼︎

 

死ぬ程怖かったので、3回言ってみました。皆さんも注意してくださいね。

これにて四国の旅レポートは終了します。