オフロードを走りたい!
と思いつつも、未だに叶わずクサクサしているkirin。
そんなkirinに神様から御神託が!
林道、連れて行ってあげるよ。
やった!
という事で、行ってまいりました。
念願の林道。
先ずは神様がkirin宅まで来てくださいました。
いつもとバイクが違います。
真っ黒なバイク。
ちょっと、神様らしくない感じ。
で、林道を走りながら、美山を目指します。
先ずは舗装林道から。
凄い杉の枝と落葉です。このところ秋晴れが続いているので、カラカラに乾燥していますが厚みがあるので、結構すべります。
3速または2速で慎重に進みます。
途中から未舗装路に変わりました。
更に慎重に進みます。
進んだ先には広場がありました。
ここで神様の朝ご飯タイム。
暫しの休憩。
神様曰く、冬の山は空気が張り詰めていて、一段といいのだそうです。
この辺りは登山とは少し違うかも知れません。
雑木林の中を歩く登山ならば春から秋にかけてが、やはり一番いいと思われます。だって冬はあまりに淋しい景色ですもの。
一方、林道は大抵杉又は檜。
一年中あまり変わる事の無い景色です。だからでしょうか、空気感が、良し悪しを決める。
ま、kirin的には何でもいいです。
暫しの休憩後、ダンプ街道!八回目。
衝撃でした。
何がかというと、ライン取り。
kirinはいつもカーブが上手く曲がれません。
色々とネットで検索したり、勉強はしていたつもりなのですが…。
まさかの?全く違いました!
神様のライン取り。アウト、アウト、イン。でした。
大袈裟に曲がるから、ついておいで。と言われていたのですが、まさに目からウロコ!
しかも、ついて行くと曲がり易いのなんのって!
神様はやはり神様です。
ただのいい人ではありません。
こんな速度(60キロ代)でカーブを曲がる。kirin的には最高速度でした。
しかも、安定感が違います。
すご〜い!
感心しきりで気が付けば亀岡。
そこから、第二の林道へ。
イキナリ鹿がお出迎え。
この林道は5.2キロのコース。
な、長い…かも。
大丈夫なのか?と思う間もなく、突入!
ググ、グッ。
握りこぶしより一回り小さい位の石がゴロゴロ。
誰だ!こんなところに石を敷き詰めたのは!
っていうくらい。ハンドルが取られる取られる!
グラグラ!グラグラ!
半端じゃないです!本当に半端じゃないです!
つい肩に力を入れて、ハンドルにしがみつこうとしてしまいます。
でもね、ハンドルにしがみつけば、しがみつく程、グラグラ!するのです。
神様は時折、後ろを振り返えりながら進んでおられます。
一方、kirinは…。
深いです。色々な意味で深いです。
目の前を走っている神様の動きを観察していると、結構、上半身はグラグラです。
kirinの場合、バイク自体がグラグラです。
何が違うのか…。
後で神様に訊いてみます。
で、そのまま林道を抜けて、美山に到着!
ソフトクリームで、休憩です。
はい、いつものミックス。
神様もミックス。
大抵の方がミルクを選ぶ中、ちょっと嬉しい共通点。
で、神様に質問。
神様の走りとkirinの走り、一体何が違うのか?
神様曰く、全部。と。
…。
あのね、それ言われたらどうしようもありません。
はい、沈黙。
で、本当のところは下半身と。
ニーグリップをするように!との事でした。
ニーグリップ、太ももでタンクを締める感じ。
ニーグリップで、下半身の固定!
で、上半身はゆるゆるで。
なるほど、なるほど。
次はやってみます。
いや〜。神様と走ると勉強になる事ばかりです。
で、世間話をしながら休憩。
次の林道の説明もしてくださいます。
林道、未舗装路、ひと口に言っても全部違います。
小石があったり、ぬかるんでいたり、上り坂あり、下り坂あり。
やっぱり、奥が深いのです。
二時間程、休憩していたでしょうか?
午後の部開始。
こんな林道でした。
でもね、この先は
かなりな上り。
しかもkirinの実力では先は下れないので、同じ道を戻らなければならず、
その下りすら不可能との事でした。
あ〜ぁ、早く何処にでも行けるオフローダーに成りたいものです。
林道デビューをしてkirinが感じた事は、オンロードとは全く違う!という事でした。
え、当たり前ですかね?
でもね、本当に全く違うんです。
昨日と同じ明日じゃないのは当たり前で、3秒前とも違う3秒後がくる感じ。
ハラハラ、ドキドキ、ついでにヒリヒリ。
いい年の大人が泥だらけになってもハマる理由の一端は理解出来るような気がしました。
もちろん、kirinもハマりそうです。
ただし、下半身のグラグラを何とかせねば、生命の保証はしかねる感じです…。
帰り道。
往路をなぞります。
下半身はきっちり、上半身はゆるゆる。
すると、往路よりも気持ち安定感が出た様な気がします。
あ、ただし気持ちですけど。
ダンプ街道はまたもや、記録更新でした。
神様、またも一日中、お付き合いいただきありがとうございました。
神様と走るのは、オンロードでも、オフロードでも、全て勉強になります。
宜しければ、またご指導ください。
本日はありがとうございました。